2018.03.09掲載 ◆退職の意志は、いつ伝える?◆ みなさんもお気づきかもしれませんが、内定をもらってから退職の意思を伝えるのではあまりにも遅すぎますね。特に介護や看護の現場は、常に人手不足という施設も珍しくありません。次の人が決まるまで待ってと言われても、いつ決まるのかわかりません。そのために辞められず、転職ができないことも考えられます。そうならないために、計画的に円満退職に向けてのステップを踏んでいきましょう! ◆退職の意志を伝える時期◆ 民法上では最低2週間前とされていますが、できれば2ヶ月くらいから、遅くとも1ヶ月前までには退職の意思を伝えましょう。会社の就業規則に規程があれば、それに従いましょう。伝える相手は自分の直属の上司です。直属の上司に伝える前に、もっと上の責任者や同僚に知られないように注意しましょう。不要なトラブルを避けられますし、あなたのモチベーションにも影響があるかもしれません。 退職日の2ヶ月前と言っても、退職日が決まっていなければいつまでもずるずると現状を維持することになります。それでもよければいいのですが、やっぱり辞めたいと思うのであれば、覚悟を決めてくださいね。退職の意志や期限があいまいであれば、上司に退職したいと言っても引き止めにあったり、期限を先送りされてしまい、あなたの思い描く未来はやってきません。退職の意志を伝えるときは、毅然とした態度で臨んでください。 退職日については、上司ともよく相談して、お互いが納得できるようにするのがベストです。退職日が決まったら、退職願を提出します。 ◆退職の理由◆ 円満退社を望まれるのであれば、職場の不平不満をぶちまけるのはやめておきましょう。今までありがとうと思えたら、最後の1日まで笑顔で働けますよね。退職の理由は個人的なものにしておきましょう。『自分のやりたい仕事に挑戦する』など、前向きなものなら周りも応援してくれるでしょう。