2017.12.15掲載 実務者研修とは・・・ 実務者研修とは、基本的な介護能力を高めるために取る資格。初心者向けの「介護職員初任者研修」から、ランクアップした内容です。また、国家資格である「介護福祉士」へのキャリアアップのためには、必須の資格でもあります。 介護職員初任者研修の130時間を含めた450時間の研修は、実務経験のみでは修得できない知識・技術を中心に構成されています。 これまで実地で行ってきたことを振り返り、理論づけができているか、手順は本当に正しいのかなど、自分の技術を確認し高めることができます。 認知症についての学術的な知識や、認知症の方の理解なども十分に学べます。 さらに、最近介護職に強く要望されている、たん吸引や経管栄養の実務も、この実務者研修の中で学ぶことができます。「資格を得る」のはもちろんですが、介護を担うプロとして、広範な知識やよりすぐれた技術を獲得し、仕事に自信を持つことができるはずです。 重症化した高齢者が多くなる中、在宅で、また老人ホームなどでもたん吸引や経管栄養の実施ニーズが高くなっています。実務者研修の受講によってこれらを学んでおくと、就職や転職のときには非常に有利になります。