2018.02.12掲載 介護老人保健施設ってなに？？ 介護老人保健施設は、医療法人や社会福祉法人などが運営する公的な介護保険施設です。老健（ろうけん）と呼ばれることもあります。病状が安定し病院から退院した高齢者が、自宅での生活に戻れるよう、医療ケアやリハビリを受けながらすごす施設です。医師も常駐しており、医療管理下での看護や介護を受け、自立生活を目指します。入所期間が無制限ではなく、3ヶ月ごとに退所か継続かの判定がおこなわれます。 リハビリスタッフ（理学療法士、作業療法士など）も勤務しており、多職種で連携して動くことが多いのも特徴です。また、老健はデイケア（通所リハビリテーション）やショートステイを運営しているケースも多くあります。 お仕事内容 老健での介護職員のお仕事内容は、主にご入所者様の日常生活におけるお世話や、歩行・食事・入浴・排泄などの身体介助、そして通院同行、レクリエーションの実施、緊急時の対応などをおこないます。 基本的には在宅生活への復帰が目標となるため、特養やその他の老人ホームよりも、ご入所者様の回復・復帰を意識したサービス提供が重視されます。リハビリをおこなう専門職（理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など）との連携やサポートも重要なお仕事になります。
