特別養護老人ホームの特徴とお仕事内容

2018.02.12掲載

◆特別養護老人ホームってなに？？

 

 

主に自治体や社会福祉法人が運営し、公的な要素が強い施設。介護老人福祉施設、とも呼ばれます。原則として要介護3以上の比較的重度の方が入所します。

特別養護老人ホームは特養（とくよう）と呼ばれることがあります。特養には大きく2つの種類があります。ひとつは「従来型」と呼ばれる多床室（相部屋）。もうひとつは、「新型」・「ユニット型」と呼ばれるユニットケアを取り入れた個室です。「従来型」と「ユニット型」の両方が施設内にある「混合型」の特養もあります。

ユニット型の特養の中には、広々としたリビングや玄関などを設け、有料老人ホーム並みの設計である場合もあります。

なお特養の中には、入所者様だけでなく、自宅で暮らす高齢者向けに「デイサービス（通所介護）」や「ショートステイ（短期入所生活介護）」を実施しているケースもあります。

 

◆お仕事内容

入所者様は寝たきりの方も多く、介助は身体介護が多い傾向です。お仕事内容としては、食事介助、排せつ介助、入浴介助などが中心で、更衣や口腔ケア、清拭などもあります。

業務の中には、おまつりや外出などの行事の付き添い、四季折々のレクリエーションなどの運営などもあります。

入居施設なので基本的には夜勤もありますが、日勤だけでの勤務や短時間のパート勤務も可能。逆に、夜勤のみの勤務形態を設ける施設もあります。