2018.03.23掲載 介護保険制度ってなに？？ 介護保険制度とは、2000年に施行された国の社会保障制度です。それまでの老人福祉制度は、市区町村が介護サービスの種類や提供機関を決めていて、利用者がサービス内容を自由に決めることができませんでした。また、老人医療では、介護が理由での一般病院の長期入院の問題が発生し、介護を要する人を長期に療養する場が足りなくなってきました。これまでの老人福祉や老人医療の制度が限界に来ていたこと、要介護者の増加や介護期間の長期化、核家族化や介護者の高齢化など様々な問題に取り組むために、社会全体で支える仕組みが必要になり、介護保険制度がつくられました。 介護保険制度の目的は、高齢者の自立した生活を支えることであり、介護が必要になっても地域で安心して暮らせることを目指しています。 介護保険は、40歳以上の方が加入し、決められた介護保険料を納める仕組みです。
